众所周知，日本家电制造厂商开拓中国家电市场的关键是必须掌握中国独特的经商文化。我们则从一家家电连锁店的观摩当中，感受到了中国家电连锁与日本同行存在着较大的差异，因此我们把它称作中国独特经商文化的缩影。
彩电各制造工厂向家电连锁支付场地租赁费以确保在卖场中占据有利的位置(照片: 町川 秀人）
进入中国家电连锁电视卖场的话，首先感受到不同的是各制造厂商分别拥有不同的展示区域，按照品牌陈列的模式同样在其他产品区域推行。各制造厂商专柜的位置和面积，并不是单纯由其品牌影响力、销售量乃至利润贡献所决定的，也并不单纯由家电连锁的品牌规划所决定；而是依据场地费和销售量贡献的双重指标所决定的，而前者则是最关键的决定因素。我们了解到一些关于上海某家电连锁旗舰店的场地费收费情况，具体是：自动扶梯正面的"1号位" (15～25m2)的场地费是1年65万元(约980万日元)。1号位隔壁的位置年度场地费也要45万元(约680万日元)。各专柜从事销售服务的常驻销售员，则全部由各制造厂商派遣。以夏普为例，各店铺的派遣的平均人数是1～2人，旗舰店则是3～4人。据夏普株式会社中国地区执行总裁新原伸一先生说：“家电连锁招揽客人，制造厂商在卖场销售电视，这种分工机制已经越来越明确。相对于日本家电连锁同行而言，中国家电连锁的销售服务能力无疑正在逐渐的弱化。”
另外，中国家电连锁店的广告规则也非常独特。在上海市内个别家电连锁店铺的传单上，畅销品牌最畅销的产品价格却没有被刊登出来。因为价格一旦被刊登出来的话，那么竞争门店将对制造厂商当地的业务机构施加诸如「因为（对手）率先扰乱你们的价格体系，所以我们也要把价格降下来大批量销售」压力，类似意思的“威胁”电话将成为家电制造厂商当地业务人员烦不胜烦又不敢拒听的“唐僧咒”。因此，也有了个别畅销品牌最畅销的产品享受免于“价格曝光”的特权类似的广告规则。
在中国的家电连锁行业的整合过程中，业界首位的国美电器陆续收购了行业第3位的上海永乐电器、第4位的北京大中电器等区域型家电连锁企业，目前则正在积极运作对山东三联商社的收购案。另外海外的"黑船"也纷纷涌来，加入中国家电连锁行业的竞争当中。美国家电连锁巨头Best Buy，2007年1月在上海第一家门店正式开业，仅一年时间内该公司便宣称该门店销售额和聚客能力均做到了令中国对手难以望其项背的第一。目前百思买在上海市内的第2、3店已经获得中国商务部的批准，即将开业。百思买在中国市场的发展也许并不像一些专家所分析的“水土不服”的那样，带给中国家电连锁行业的变化也将更加深刻、深远、深层次。
另一方面「国美将试探性加入山田电机进入上海计划的项目合作」的传言在行业内也被私下议论。
在中国家电连锁行业还将迎来更激烈的动荡和变革的背景下，到底与哪一家家电连锁战略合作？又将如何战略合作？其他家电连锁关系如何处理？制造厂商将被逼迫作出他们的选择。
－2008年7月7日《日经商务周刊》P12页
日文原文：
販売店が客を集め、メーカーが売る
日本のメーカーが中国の家電市場を開拓するうえでカギを握ると見られるのが、中国独特の商習慣への対応だ。家電量販店の売り場1つ見ても、日本とはかなり異なる。
テレビ各社は量販店に賃貸料を支払って売り場の区画を確保する （写真：町川 秀人）
中国の量販店のテレビ売り場に行くとまず目につくのが、メーカーごとに区画分けされたブースだ。区画の面積や場所は、賃貸料や過去の実績などによって決まる。上海市にある国美電器の旗艦店の場合、エスカレーターの正面にある“1等地”の区画（15～25m2）の賃貸料は、1年間で65万元（約980万円）。隣の区画でも45万元（約680万円）もする。各ブースに常駐して販促活動をする販売員は、すべて各メーカーからの派遣。例えばシャープの場合、各店舗平均で1～2人、旗艦店には3～4人の販売員を派遣しているという。「販売店が集客を行い、メーカーが売り場でテレビを売るという役割分担が、明確化されている」とシャープ（SHARP）中国の新原伸一・総裁は説明する。
販売店の広告のルールも独特だ。上海市内のある店舗のチラシには、一番の売れ筋ブランドの製品だけ価格が書かれていない。価格が掲載されると、競合店舗からメーカーの営業所に「うちの店頭価格はこれ以下にするので卸値を下げろ」といった趣旨の電話が殺到するからだ。店舗で一番の売れ筋になったメーカーには、値段の表示が免除されるという“特権”が与えられるのである。
中国の家電量販業界は、業界トップの国美電器が3位の永楽電器を買収するなどの再編が進む中で、海外から“黒船”も押し寄せている。米国の大手家電量販、ベストバイが2007年1月にオープンした上海市の中国1号店は、市内でもトップクラスの売り上げと集客力を誇る。これを受けて上海市内では、2号店、3号店の準備も着々と進められている。その一方で「国美が上海進出を計画するヤマダ電機との提携を模索している」という噂も業界内でささやかれる。激動の真っ只中にある中国の量販店。どの量販店と、どうつき合うか。メーカーは選択を迫られる。
